第6回2ch大会出場 ― 2007年09月02日 01時42分29秒
第6回2ch大会に出場した。締め切りが平日金曜日で、夜に元上司の歓送会が 入っていたため、朝にエントリーをした。
・・・が、帰宅して動かしてみたら、ちゃっかりバグが居たのはご愛嬌。 慌てて直して再アップ。
今回も54チームものエントリーがあり、皆のカルポ熱がなかなか冷めないのは 1ファンとしても嬉しい限り。やはりライバル(強敵と書いて「とも」と読む) がいると盛り上がりはぜんぜん違う。
さて、ヴェロニカ7の話でもしようか・・・
・・・とここまでは昨日の夜の書いていたが、副審作業を始めてしまっていっ たん中断。土曜日は久しぶりに空いていたので、コメントも書いてみた。混成 が多くてやたら時間がかかったのだが、コメント書きは見るほうも身が入って 楽しい。コメントを書いている最中のチームはまるで自分のチームみたいに応 援してしまう。けれども、別のチームのコメント作業に移って後でそのチーム が敵役で出てくると憎らしげに思えたりもしてしまう。(^_^;)
ヴェロニカ7 ― 2007年09月02日 02時51分38秒
では恒例の大会出場チームの自己紹介などを。今回も2機種構成にした。
- ヴェロニカ7
- 215mmカノン、ムラマサ、タイフーン
- 150mm対熱、妨冷盾盾
- ヴェロニカ7/イェーガー
- 215mmカノン、ムラマサ、タイフーン
- 150mm対徹甲、冷冷盾盾
ヴェロニカ6では妨害を持つ機体が囮役を務めていたが、これがうまく行き過 ぎてしまった。この手口はもう警戒されているだろう。対策は開幕ターゲット を凝るだけなので簡単だ。もう通じないと判断して、基本的に妨害OPを積むこ とにした。とは言え、2台も積んでいれば残り1台は積まなくてもまあ大丈夫 だろうということで、「ヴェロニカ7」×2+「ヴェロニカ7/イェーガー」 の構成にした。
ヴェロニカ7
こちらがチームの基本機体。器用貧乏でいいから万能機を目指した。目標は前 回のヴェロニカ6a+ヴェロニカ6eの2機の特徴を1機で実現すること、チッ プ数が少なくて断念した機能の実装、欠点の解消など。燃料食いのOPを3つ持 つため搭載量がかなり厳しいことになるのだが、なんとかやりくりしてみた。
今回はメインフローの処理順序のレベルから再構築したため、プログラムは大 幅に変わっているのだが、戦術・特徴で見れば、ヴェロニカ6の正当後継で、 ごくスタンダードな遠距離砲撃戦アラクネーである。ジャンプ予測射撃ユニッ トは若干チューニングしただけでほぼそのまま引き継いだ。
ヴェロニカ6からの改良点は
- 地空混成に弱いターゲットロックの改善
- フォッグ戦闘の強化(でもまだ弱い)
- ジャンプ予測射撃の最大射程+10m(でも遠いとあまり当たらない)
ヴェロニカ7/イェーガー
対熱装甲のヴェロニカ6の弱点は、カノン・レールガンに弱いことであった。 今大会はバジリスクが多いに違いないという読みで、対バジリスク強化のため に、対戦車特殊機体を1機だけ導入することにした。
ベース機体はヴェロニカ7。そこからハード的には対熱から対徹甲、妨害から 冷却に換えただけなのだが、これの余禄として、複雑な対レールガン専用ルー チンと、妨害OP起動ルーチンが不要になったため、20チップあまりの空きを用 意することができた。ここに対車両予測射撃を搭載した。狩猟対象が増えたの で、この特殊バージョンを旧作にちなんでヴェロニカ7/イェーガーと命名し た。
対車両予測射撃というのは大したことをしているわけではない。「狙撃」がやっ ていることと同じことをするだけである。しかし、以前調べたところ、実は 「狙撃」はわざと目標を外すように作られていることが判った。具体的には、 数フレーム遅れた位置を狙って撃っているのだ。時速200kmを超える機体は数 フレームのうちに10m前後も動くため、これでは当たるはずもない。狙撃をき ちんと作ると当たりすぎるため、ゲームバランスを保つための製作側の調整な のだろう。
そんなわけで、狙撃が本来行うはずの計算を自前で行えば、単純な直線運動や 周回運動を行う車両に当てることが出来るはずだ。実際のところ、狙撃ではまっ たく当たらない200km/h台中ほどで周回するバジリスクやアングリフに対し、 それなりの確率で当てられるものが出来上がった。
そんなわけで、ヴェロニカ7/イェーガーは逃げる車両を追い討つ切り札とし て出来上がった。実際のシーンでは、対戦車戦は近距離戦闘が多く、ジャンプ 射撃ばっかりになるので、予測射撃の出番になることはあまりないため、勝率 への寄与はそれほど大きくはないのだが、中盤まで7/イェーガーが生き残っ ているとそこから逆転することも結構あるので心強い。
ちなみに、車両だけでなくホバーに対しても同じ予測射撃を行うのだが、ホバー は弾を見てから回避するものが多いので、車両ほど有難みはない。
今回のライバルたち
今回の開発にお付き合いいただいたライバルたちの紹介の前に、今回ライバル にすらなれず勝ちを諦めたチームが2つ。1つ目はスクリーンさんのビーム冥 界「断滅部隊」。冷却2本+対熱装甲のヴェロニカ6でやっとギリギリ勝てた のに、冷却1本のヴェロニカ7では勝ち目など無し。
2つ目はcookieさんの高速周回バジ「旧式軽戦車隊(翠部)」。その前作紅部 の時点でかなりアラクネー的に苦しい感じだったのに、近作ではまったく勝ち 目が見当たら無い。近距離で高速周回してカノンを常に撃ち込むという戦術は、 現在対処方法をまったく思いつかない。困ったものだ。
で、常駐のライバルは てつさんの「飛ぶヨーク」、 パスさんの「ブラスト6」、 うすしおさんの「夕焼けの紅」、 Lekfnovさんの「YdavyVAde」、「Leshie」、 猫好きさんの「ストームVX Ver9」、 かじかさんの「満デーイ 08」、 ハナアルキさんの「疾風」、 hookuさんの「霧嶺」、 たらこおにぎりさん「返り血纏いし行者達」 など。 特にストームVXと満デーイはもう永遠のライバルと思えるまでに 毎回無限に戦っている(でも勝ち越せない)。 他にも第4・5回2ch大会の面々には大変お世話になっている。 この場を借りてお礼を申し上げる。
ありがとうございます。
第6回2ch大会終了 ― 2007年09月05日 01時02分00秒
最近ごたごたしておりまして、遅くなりましたが、 大会運営お疲れ様でした。 審判の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。
うちのヴェロニカ7は8位でした。 やることはやったが、うーん、ここまでか、という感じです。
パスさんのブラックストーンズの衝撃が未だに和らぎません(笑)。 ボルケーノ装備で対地対空のあの強さは奇跡です。
第6回2ch大会のレーティングへの登録作業は、 ぼちぼち行っていく予定です。前回のように、途中からお手伝いを お願いするつもりです。よろしくお願いします。 まずは、大会結果のデータ打ち込みをしなくては・・・
指定の座標への移動 ― 2007年09月14日 00時56分17秒
第5回・第6回2ch大会と連続して決勝上位でジャミングチームが猛威を振るっ たおかげで、ジャミング対策がひでさんのブ ログでも話題になったりと、ちょっとブームらしい。
そう言えば、第6回2ch大会でうちの子がジャミングが苦手とコメントをい ただいたが、アラクネでジャミング対策なんて・・・ねえ(;_;)。い や、昔は頑張ったのだが、突撃すれば対策になる車両と違って、まともなジャ ミング対策を入れると他の機能を削る必要があるので、どうしても あっちを立てればこちらが立たず。 なかなか世知辛い世の中 である。
そういうわけで、ちょっと昔頑張ってみたジャミング対策を掘り起こして みた。下の図は指定された座標に移動するプログラムである。誰かが敵を発見 したらその座標をチャネルに送信し、他の機体は急いでそこに駆けつけるわけ だ。電撃大会出場機やヴェロニカ2に搭載されていたものだから、もう1年も 前になる。役に立ちそうだと思ったら使ってみて欲しい。
デモ機の入ったCHPファイ
ルも用意してみた。バジリスクとターゲットドローンが入っている。バジ
リスクが上のプログラムを搭載している。ターゲットドローンが10秒おきに、
ランダムな座標をチャネル1(X座標)とチャネル2(Y座標)に送信するので、その
座標に向かってバジリスクが動くはずだ。バジリスクのカウンタAが現在のX座
標、カウンタBが現在のY座標なので、チャネル1・2の値とどんどん近くなる
のが判ると思う。目標座標付近に着いたら、次の座標に切り替わるまでその場
で旋回する。
プログラムの説明はちょいと面倒なので、また今度。ひとつヒントを書く
と、一番下のカウンタEに自分から見た目標座標の方向(正面は0度。右は+、
左は-)が入る。
カウンタは見易くするために5つ使っているが、本来は3つで足りる。ま
た、チップも1つ減らすことができる。