電撃杯出場 ― 2006年09月02日 02時06分31秒
公式大会。まあ縁起物なのでミサイルカノンアラクネーで出してみた。 ただいま仕事のほうが忙しく、時間がなかったので、 あまり動作試験ができず、できたてホヤホヤを送ったら、 後で気づいたYES/NOの矢印を間違えたのが2箇所、 ミサイルの運用をどう考えても間違えている仕様ミスがひとつ・・・ というバグあり機体になってしまった。 やはり、開発は十分なテストが必要だと痛感する次第。
まあ、バジリスクが大流行している昨今アラクネーでは予選も通過するまい、 と自分を慰めておく。 導入した新機軸は、前回の公式大会と違って戦略レベルではなく戦術レベルなので、 勝因になるほどでもなく自己満足の範囲。
思い返せば、前回の大会では1ヶ月以上前に出た戦略がそのまま優勝 してしまうぐらい時の流れは緩やかであったが、 今回はすべての対戦の流れがネット上に乗っているということもあり、 発売後わずか1ヶ月のこの期間の間の時流の移り変わりは激しいものであった。
・・・と、昔を懐かしんでおく。
バグ付きだが、出場機体を紹介しておこう。(そのうち修正版を出す予定)
- 「ヴェロニカDX」
- アラクネー
- カノン+ミサイル(ムラマサ)+ミサイル(タイフーン)
- 150mm対徹甲装甲
- 誘導妨害+シールド+冷却+冷却
基本戦略はなにもなく、来た弾を避けるだけのスタンダードな脚付きの戦闘を 行う。今回、他の機種をあまり知らないがアラクネーは150mm装甲でもジャン プの性能が高く、二脚並みの感覚で使用できる。ジャンプ射撃のおかげで、回 避に追い込まれて反撃ができない脚付きの悩みはまったくなかった。ただ、ジャ ンプ射撃のエネルギー消費は非常に多いのが問題。さすがのアラクネーの搭載 量でも、150mm対徹甲装甲を積むと燃料がかなり厳しく、当初は70秒ぐらいで エネルギー切れを起こしていた。しょうがないので、30%を切った辺りで燃料 節約モードに切り替えている。
戦術的な特徴としては、
- 誘導妨害を積んでいなさそうな飛行機には集中一斉ミサイル
- レーダー妨害しそうな敵には集中一斉ミサイル
- レーダー妨害中に相手を発見したら座標をチャネル送信で全員を呼ぶ
というところか。 ハードウェアに頼らずプログラムによる レーダー妨害対策を非常に重視しているが、 大会にレーダー妨害する敵が多いとも思えず、完全に趣味の世界。 その代わり、レーダー妨害機に負けたことは無い。
あと特徴的なのは、プログラムの巨大さ。RETURNでない空白は 数個しかない。いちいち機能を試すために空白を 15×15の広大な空間からあっちへ寄せて、こっちへ寄せて、というのは 非常に労力がかかった。CHPではなく、パズルゲームを解いている気分だ。 それはそれで、楽しいし、論理的に削れる1チップを見つけるのも 楽しいのだが、おかげで修正は手間取るし、バグを仕込むことになったので 人間なんでも程々が一番だ。
当初、どうしても車両に勝てず悩んだが、シールドを1個積んだら嘘のように 勝率が上がった(0割近くから数割程度)。悩んだのが馬鹿らしい。シールドを1 個起動するだけで、アラクネーが転び(被弾状態になり)やすい閾値を下回るよ うだ。アラクネーの「転びにくさ」はまだ公開されていないが、さぞかし高い のだろう。他の脚付きでは(冥界を除き)こうはいくまい。この閾値は戦闘に大 きく影響するため、あまりきっちりとした境界線を引かないようにして欲しい と発売前に願っていたのだが、そうではないらしい。 転ばなくなったのだからカノンバジリスクに勝率が上がるのは当然だ。 しかし、レールガンのダメージはまだ閾値を上回っているため、 レールバッドリーに対しては勝率は変わらなかった。
スパーリングパートナーは主に、軽快な動きが気持ちいいアゴヒゲ氏のアラク ネー「練武」シリーズと、対車両戦に強くミサイル避けのうまいRosuko氏のア ラクネー「Crimson01」。特に「練武」シリーズとは動作チェックのため最も 多く試合をこなした。両者並びに他の皆様にはこの場を借りてお礼を述べたい。
コメント
_ ニナガワ ― 2006年09月02日 23時20分52秒
_ nas_B ― 2006年09月03日 00時41分24秒
いやいや、避けれるものですねえ。
涼格さんのところも、先ほどニナガワさんのところのリンクから辿ってみて来
ました。ありがたいデータが揃ってますね。
でも二脚はシールド張っても難しいかもしれません。
転びにくさがアラクネーよりだいぶ低いでしょうから。
今試せませんけど、2枚張る必要があるとしたら、さすがに運用が難しそうです。
それはそうと、ヴェロニカDXですが、修復を外してシールドにしたので、
対空の判定勝ち能力がだいぶ減ってしまいました(笑)。
ヴェロニカ師匠とクリムゾン先生の動きは、コマ送りで良く見てました。特にミサイル避け^^。
結局大会には対地の出来ないアラクネーしか出来ませんでしたが、相手になるOKEが作れるようになるまで、いましばらくお待ち下さい。><
「涼格インダストリ」さんのところで、転倒検証されていましたが、転倒防止シールドはひょっとしたら2脚の強化に直結するかもしれません。と密やかな期待。